堺市中区にお住まいH様のホンダ・スティード400の修理ご依頼です。
2024年9月頃バイクショップにて中古で購入したが冷却水が漏れるとの事で
購入店で保障修理を依頼したがまだ漏れるとの事で諦め当店に入庫しました。
水漏れだけではなくあちこち修理しないといけない車両です。
作業開始します。
分解していたら外してもないナットが落ちてきました。
周囲を点検していたら
リヤサスのナットでした。
怖すぎる納車整備です。
依頼の修理箇所です。
アッパーホースからの水漏れです。
なぜかホースバンドが追加されてます。
おそらく保障修理の際に追加された感じです。
面倒だったのか無知かどちらかですね。
しかし同じとこから漏れているのでホース新品交換です。
次にプラグコードがショートしていたので交換
ガムテープで補修してるが絶縁になっていません。
次にオーナー様よりエンジンの回転が上がらないと聞いていたので
修理に取り掛かります。
キャブレターの外観はフロートチャンバーボルトやパイロットスクリューなどが
新品になっているため購入時にキャブレター分解形跡あり。
しかし人のことは信用しません。
なぜならナットの締め付けも出来ないからです。
分解開始!!
やはりダイヤフラムの張替形跡があるがサイズが全く違うし
ピストンに、きちんとはまっていない。
しかもガソリンの通路が通っていない!!
ダイヤフラムが大きすぎてスムーズにピストンが上がらないようです。
キャブレターオーバーホールと言うよりリペアキットに交換しただけのようです。
各パーツ点検後組み立て開始
同調を合わせて
試運転後納車です。